スーパーサイズ・ミー
「スーパーサイズ・ミー」を見てきた。
(http://www.supersizeme.jp/ *音楽アリ)
1日3食×30日、マクドナルドから提供されるもののみを食べていたらどうなってしまうかという、監督自身が実験台になったノンフィクション映画。
アメリカの暗部にどのようにして光を当てるのか。
そのアプローチの仕方には、いくつかの方法があると思うのだけれど、「華氏911」のようなアプローチもあれば、「スーパーサイズ・ミー」のようなアプローチもある。
呆れるほどの「オバカ映画」であるのだけれど、その根底に流れるのは、マクドナルドなどのファーストフードチェーンも政府も結局は営利追求団体であるという事実に対する反発であり、その事実に対する個人的な体験を、どのようにして公のものとして共有していくのかというコトではないかと思う。
もともとボクはファーストフードを本当に滅多に食べないのだけれど、もしボクがファーストフード好きだったら、かなりショックを受ける内容だった。
太宰治「右大臣実朝」の『明ルサハ、滅ビノ姿デアロウカ』という言葉をふと思い出した。
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