Waist Down ― スカートのすべて

松本から遊びに来た友人を誘って、プラダ青山店で行われているプラダのスカート集めた国際巡回展「Waist Down ― スカートのすべて」へ行ってきた。

6階から地下1階までのすべてのフロアが展覧会場になっていて、フロアごとに異なった多様な方法で1988年以降の作品が展示されていた。

ボクはスカートを穿くことはないけれど、予想以上に楽しめる非常に内容の濃い展示だった。

ブティックに行けばもちろんスカートの陳列もあるし、時には触ったりすることもできるのだけれど、アレだけの数が一堂に展示されて見たり触れたりできる機会は、ナカナカないことだと思う。

服というのは、体を覆い保護するものなのだけれど、ぼくらはその服に体を覆う以上の役割と目的を持たせている。
それは着用者の心情を表したりもすれば時には主義や主張も表す。もちろん職業や地位を表すこともある。でも、ボクが服に惹かれるのは、やはり前者のような理由からである。

とても素晴らしい展覧会だった。
今回の展覧会にGoをかけたプラダに感謝したいと思った。