マイケル・ジャクソン THIS IS IT

今さらながらの「THIS IS IT」だけど。


マイケル・ジャクソンの凄さを改めて思い知らされた。
なぜ「King of Pop」と呼ばれるのか。
単純に「売れたから」ではない。
彼は本当にステージに「命をかけている」から。


ボクの知っている、一般的な「スター/スーパースター」と呼ばれるアーティストとはケタが違う。
マイケル・ジャクソンがあんなに厳しい人間だとは思っていなかった。


あんなに厳しいリハーサルをボクは観たことがない。
まずそこに驚いた。
そして、厳しいのに穏やかなマイケルに驚いた。


周囲のスタッフやキャストにも厳しいが、自分に対してはそれ以上に厳しい。
楽曲の全て、ステージ・演出の全てを把握しているから、マイケルの出す要求は神経質すぎるほど細かいしレベルも高い。はっきり言うと「異常」だと思う。
でも、それらはマイケル・ジャクソンの真摯さの表れであり、信念を持って「誰も到達し得ない高み」を目指しているからであることを周りの人間も理解しているから、マイケルが出す高レベルの要求に対して食らいついていく。
本当に命を削るようにしてリハーサルに取り組んでいるということがよく分かるのだ。


ボクが中学生の時、高校生の時に聴いていた様々な曲のリハーサル風景もタクサン出てくる。
ここでも驚いたことがある。
ボクが持っている CD に入っている「昔」のマイケル・ジャクソンの歌よりも「今」のマイケル・ジャクソン歌の方が、数倍強い力で心を衝き動かすということ。
「Billie Jean」だって「Beat It」だって「I Just Can't Stop Loving You」だって、今のマイケル・ジャクソンの歌がベストなのだ。
50才だよ? ロックやポップスを歌う他のアーティストには過去の栄光にしがみつき、「お金のために」ツアーに出る人間も多いのではないだろうか。ボクは、マイケル・ジャクソンのほかに、常に過去の自分を超え続けるための努力を持続できる人間を知らない。
この一点だけでも、本当に命をかけているんだというのがよく分かる。


何度も繰り返しになるけれど、マイケル・ジャクソンの真摯さ・ひたむきさ、信念、情熱、に胸を打たれる。


何度も観たい。
DVD を買うかもしれない。



こんなに種類があるとは思っていなかったけれど。

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