結婚を決める

彼女の実家まで彼女に会いに行き、プロポーズしてきた。
これからの人生を共に過ごしていくという約束。
で、その後すぐに彼女のお父さんに許しを頂くためにご挨拶をした。
……正確に言うと、「すぐ」じゃない。
「帰ってきて、湧いていたお風呂に先に入らせて頂いて、スゴイご馳走を用意されて、ビールで乾杯して、一杯目を飲んで」から。
なかなか言い出せなかった。
プロポーズするときよりも緊張したよ!興奮していきなり泣きそうになっちゃったもん。
正直に書くと、結婚はあくまでも当人同士の問題だから、別にご両親への挨拶なんてすっ飛ばしても構わないって思っていた時期もあった(10代の頃だけど)。
でも、彼女のご両親が、彼女を大事に大事に育ててくださったおかげでボクは、本当に尊敬できる、一緒に幸せになりたいと思える彼女に会うことができたわけだから。彼女のご両親に対しては本当に感謝の気持ちでいっぱいだし、ご両親が大事に育てた娘さんと結婚するのだから、ご両親に対してもきちんと約束させていただくというのが当たり前なんだよなと、自分で経験してみてやっと身に沁みて分かった。
結婚という制度に対する、疑問や窮屈さを感じる部分は相変わらずだけど、不思議なもので、現実に即した問題として、その疑問や窮屈さをどうやったら解消できるんだろうって思えるようになった。
不思議じゃないか。自分のこととなると……お調子者でスイマセン。
ところで、この後ってどうしたらいいんだろうか。
一応、両親には一報を入れたけどイタリアに行っちゃって来週まで帰ってこないんだって!
そもそもプロポーズから結婚までってどれくらいの時間がかかるのかな?
普通に仕事するときみたいにゴールを決めてスケジュール引いてけばいいのかな?
それとも積み上げ式でスケジュールを組むのかな?
ボクの知らないしきたりというか、なんかイベントみたいなものがあったりするのかな?
家族って、こうやって広がっていくんだなぁ。