出光美術館で昨日まで開催されていた「青磁の美 −秘色の探求− 」へ行ってきた。
開催最終日ということで、結構混雑していたものの、かなり面白い展示だった。
「山の緑を閉じ込めたかのようだ」と評された緑色。
*中国語では「碧色」と「秘色」が同じ発音になる
洋の東西を問わず数多くの人々を魅了した「玉」のようなブルー。
古代エジプトのコピーとして作り始められた中国青磁が、逆輸入されてエジプトでコピーされたという話は初めて聞いた。
「開館40周年記念 やきものに親しむ?」という冠のとおり、やきものに親しむことのできた展示だった。