マティス展

今日は、友人と一緒にマティス展に行ってきた。
mixiの「美術館・博物館 展示情報」コミュでも、なかなか評判が良く、もともとマティスが好きだということもあってとても行きたかった展覧会だ。
頑張ってたくさんの作品を集めてきたようで、なかなか見ごたえがあった。
マティスのリズム感のある絵は音楽的で心地よい。ジャズシリーズは当然だが「ポリネシア、空」、「ポリネシア、海」にしても、それぞれが違う音楽を奏でている。同じ時代にジャンルの違う音楽を奏でる絵を描けるというのは才能だけではない。

「プロセス」と「ヴァリエーション」を切り口にした、展示方法で評価が分かれているみたいだけれど、試みとしての面白さは感じたものの、普段から順路を無視して行ったり来たりの見学をしているボクにとっては、年代の追いにくさ等で、やや困惑する部分もあった。

それにしても、かなりの人出だったのには驚いた。日本人はマティスが好きなんだなぁと、偏りのない多種多様な来館者を見て思った。